計測オタクの生活ログ

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【お米3食ダイエット1/3】最初の半年で動いた体重▲0.4kg。これはもう停滞ではなく岩盤である

お米3食ダイエット最初の半年で動いた体重は、▲0.4kgである。

▲0.4kg。半年で。これはもう停滞期と呼ぶのも申し訳ない。岩盤である。動かない。重機を入れても動かない。半年間ほぼ同じ体重でタニタの上に乗り続けた40代男性、それが私だ。家族から「乗ってる意味あるの」と聞かれたが、私には意味があった。意味があったと思いたかった。

しかし結論から先に言うと、私はこの岩盤のような6ヶ月のあと、最終的に1年5ヶ月で▲3.3kg減らした。つまり半年動かなくても、ダイエットは続けていいということなのである。今回はその「動かなかった半年」を、あすけん完全記録179日とタニタの体組成データで全部晒します。正直、いい数字ではありません(これは毎度の前置きなので諦めてください)。

停滞期6ヶ月の体重推移グラフ

▲ 停滞期6ヶ月の体重推移。横ばい。これを見て心が折れない人類はいない。

結論を先に:6ヶ月の戦果一覧

細かい話の前に、半年で何が起きたかを数字で出す。これがリアルな停滞期である。覚悟して見てほしい。

項目 開始(2024年10月) 終了(2025年3月) 変化
体重 68.50kg 68.13kg ▲0.37kg
体脂肪率 17.22% 16.29% ▲0.93pt
筋肉量 53.76kg 54.07kg +0.31kg
内臓脂肪レベル 9.60 9.21 ▲0.39
体内年齢 37.0歳 35.6歳 ▲1.4歳

体重▲0.37kg。これは誤差である。誰がどう見ても誤差なのだ。タニタの目盛りは日によって0.5kgくらい揺れる。つまり半年かけて、私は測定誤差の中に収まっただけとも言える。言えてしまう。半年間の生活改善が誤差。書いていて泣きそうである。

ただし、よく見てほしい。体脂肪率は▲0.93pt落ちている。筋肉量は+0.31kg増えている。体重が動いていないだけで、中身はちゃんと動いている。これに気付けたのはタニタRD-60Sのおかげだ。体重計しか持っていなかったら、私は3ヶ月目あたりで「お米3食ダイエット失敗のお知らせ」というブログ記事を書いて筆を折り、糖質制限に出戻りしていたと思う。デバイスに人生を救われた40代である。

月別データ:微増と微減を行ったり来たり

月ごとに見ると、停滞期の中にも小さな波がある。希望と絶望のジェットコースターと言いたいところだが、ジェットコースターのような起伏はない。観覧車である。同じ場所をゆっくり一周する乗り物だ。

体重平均 最小 最大 体脂肪率 前月比
2024年10月 68.50kg 67.7kg 69.4kg 17.22% -
2024年11月 67.48kg 66.9kg 68.1kg 16.09% ▲1.02kg
2024年12月 67.99kg 67.1kg 68.8kg 16.68% +0.51kg
2025年1月 67.91kg 67.1kg 68.8kg 16.44% ▲0.08kg
2025年2月 68.53kg 67.6kg 69.5kg 16.64% +0.62kg
2025年3月 68.13kg 67.6kg 69.2kg 16.29% ▲0.40kg

11月、▲1.02kg。「お、これはいけるぞ」と思った。思った直後に忘年会シーズンが来る。世の中は私のダイエットを待ってはくれないのだ。12月、+0.51kg。1月、ほぼ動かず。2月、+0.62kg。気づけば開始時の68.50kgを完全に上回って68.53kg。これはもう、4ヶ月かけてマイナスを返済した格好である。何のために体重計に乗っているのか、本気で分からなくなる領域だ。

「半年やった結果、開始時より重くなる月がある」という事実は、体験した者にしか分からない絶望感を持っている。グラフの線が右上がりに伸びていくのを見るたび、私は静かにアプリを閉じた。閉じてもう一度開いて、やっぱり閉じた。2025年2月のグラフは、今でもあまり見たくない。

6ヶ月の月別体重・体脂肪率二軸グラフ

▲ 体重(青)はほぼ水平、体脂肪率(オレンジ)だけが緩やかに下降。希望は体脂肪率にしか残っていない。

食事データ:カロリーは▲570kcal減らしたのに動かない

あすけんで毎日記録した食事データはこちら。停滞期は記録もれゼロ、6ヶ月179日完全記録である(これだけは唯一の戦果。胸を張れる)。

あすけんスコア カロリー P(g) F(g) C(g)
2024年10月 52点 2,316kcal 110.9 71.1 212.4
2024年11月 50点 2,079kcal 100.5 57.6 196.8
2024年12月 52点 2,086kcal 93.4 59.4 186.0
2025年1月 55点 1,783kcal 90.3 52.2 197.6
2025年2月 55点 1,841kcal 80.0 44.4 195.6
2025年3月 53点 1,742kcal 75.6 49.1 193.4

10月の2,316kcalから3月の1,742kcalまで、1日あたり▲570kcal減らしている。これだけ減らせば普通は痩せる。1日▲570kcalというのは、おにぎり3個分である。半年それを毎日減らして、動いた体重▲0.37kg。計算が合わない。合わないが、現実なのである。物理学者に怒られるレベルの話だ。

あすけんスコアは50〜55点をうろついている。これは「あなたは現在、ダイエットに必要な栄養バランスがやや不足しています」とアプリに毎日叱られていたレベルである。叱られても痩せない。叱られて痩せないのに不健康。これは何という状態なのか、私は半年経ってもまだ言語化できていない。

炭水化物比率は44%→51%に上昇

カロリー比でPFCを見ると、停滞期の構造変化が見える。

P F C
2024年10月 22.9% 33.1% 44.0%
2024年11月 23.5% 30.4% 46.1%
2024年12月 22.6% 32.4% 45.0%
2025年1月 22.3% 29.0% 48.7%
2025年2月 21.3% 26.6% 52.1%
2025年3月 19.9% 29.1% 51.0%

糖質制限をやめてお米3食に切り替えた結果、炭水化物比率は44%→51%に上昇。脂質比率は33%→29%に下降。これ自体は理想的なPFCバランスにかなり近い。(目安はP15%・F25%・C60%)

つまり食事内容はむしろ改善している。食事は良くなり、体重は動かない。こういうことが起きるのが、ダイエットというやつなのだ。理屈で説明できない期間がある。あるのである。物理法則と栄養学の両方が、私のお腹周りでだけ機能を停止していたとしか思えない半年間だった。

飲み会という名の地雷:6ヶ月で2,500kcal超え43日

停滞期の犯人を一人挙げるなら、これである。

  • 2,500kcal超えの日: 43日(全179日の24%)
  • 3,000kcal超えの日: 13日
  • 最大: 3,444kcal(2024年11月16日)

4日に1回は2,500kcal超え。半月に1回は3,000kcal超え。11月16日の3,444kcalに至っては、もはや何を食べたのか思い出せない(おそらく忘年会の前哨戦というか、忘年会シーズンが11月から始まっていたのだ)。3,400kcalというのは、市販のから揚げ弁当を5個食べたカロリーである。1日でそれだけ食べた40代男性が、痩せようとしているのである。茶番だ。

カロリーを抑えた日と飲み会日の振れ幅が大きすぎて、月平均で見ると相殺されていた。これが停滞期の正体である。日々の節制が、月数回の飲み会に瞬殺される。賽の河原のようなダイエットなのだ。積んでは崩され、積んでは崩される。崩しているのは鬼ではない、自分である。

体重は動かないのに、何かが動いていた

ここまで読むと「半年無駄じゃないか」と思うかもしれない。私もそう思っていた。しかしタニタの体組成データを月別に並べると、体重以外の指標は地味に、それなりに動いていたのである。

体内年齢▲1.4歳

体内年齢は37.0歳→35.6歳。体重は変わっていないのに、体内年齢だけ若返っている。これは筋肉量と体水分率が改善した証拠である。タニタの計算式の中で、何かが起きていた。私の細胞レベルでは、ちゃんと頑張っていたのだ。表に見えていなかっただけで。頑張りが内臓と筋肉でしか評価されない、これがダイエットというやつである。

筋肉量+0.31kg、体脂肪率▲0.93pt

体重ほぼ同じで、筋肉量+0.31kg、体脂肪率▲0.93pt。これが意味するのは、「脂肪が筋肉に置き換わった」ということである。同じ体重でも中身が違う。タニタは正直だ。体重計が体重しか測れない普通のやつだったら、この事実には一生気づかなかった。そして3ヶ月で挫折していた。間違いなく。

停滞期のあいだ、私は何度も「やめようか」と思った。そのたびにタニタの体内年齢の数字を見て、なんとか踏みとどまった。1.4歳の若返り、それだけが私の心の支えだった(大げさだが本当である)。

停滞期から学んだ3つのこと

  1. 体重は半年単位で停滞することがある。週単位で見ると絶望し、月単位で見ても絶望する。半年で見てももちろん絶望する。絶望の三段重ね。でも続けると、7ヶ月目から急に動き出す月が来る(これは次の記事で書く)。
  2. 体重が動かなくても体組成は動く。体重計しか持っていない人は、3ヶ月で挫折する確率が高い。私もそうなっていた。タニタを買って良かった、心からそう思う。1万円ちょっとで挫折を防げるなら安い買い物である。
  3. 停滞の犯人は飲み会の頻度だった。2,500kcal超えが月7回ペース。これを減量期に月3-4回まで削ったら数字が動き出した。削れる場所はカロリーではなく、頻度だった。毎日の食事を減らすより、月の飲み会を半分にする方が効いた。これは大きな学びである。

停滞期を乗り切るのに必要なのは、根性ではない。「中身は動いている」と毎日教えてくれるデバイスである。体組成計、それは挫折しないための装置だ。気合いで耐えるのは無理である。気合いの寿命は3ヶ月、データの寿命は半永久。私はデータに救われた。

タニタRD-60S体組成計

▲ 停滞期を乗り切る最大の武器。心の支えと言ってもいい。大げさだが本当である。

次の記事:減量期編

この岩盤のような6ヶ月の翌月、2025年4月。何も変えていないのに、急に体重が動き出した。5ヶ月で▲1.5kg。カロリーはほぼ同じ。あれだけ動かなかった岩盤に、何が起きたのか。続けて読んでいただければ幸いである↓

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※本記事のデータはあすけん(食事)とタニタRD-60S(体組成)を毎日記録した実測値です。停滞期の6ヶ月間はあすけん記録もれゼロ、タニタは計測なしの日もあります。